
| ここ数日の間に、八丈島には飛来した記録のない珍しい鳥が観察されている。 31日は八重根漁港に、コクチョウが飛んできた(写真)。オーストラリア原産のガンカモ科で水鳥。全身が黒い羽に覆われ、くちばしが赤い。日本では公園などで飼われており、茨城県水戸市の千波湖に放されたコクチョウは現在約90羽生息しているという(4月28日、同湖でコクチョウなど7羽が撲殺される事件があった)。大島の動物園にも1羽いるが、飛べないように羽に細工がしてある。飼われている鳥にはよく足環がついているが、このコクチョウには足環はない。 2日には、絶滅危惧種のシジュウカラガンも中之郷の畑で確認された。以前は越冬のため多数が日本に渡ってきていたが、今は一部の地域でしか見られない。ビジターセンター解説員・高須英之さんは「コクチョウもシジュウカラガンも、なぜ今、八丈島に飛んできたのか不思議。北東の風に乗ってきたのは間違いないと思いますが」と首をかしげている。 |