08/1/11





 第31回東京都高等学校アンサンブルコンテスト(朝日新聞社、東京都高等学校吹奏楽連盟主催)が5、6両日、府中の森芸術劇場で開催され、八丈高校吹奏楽部の2チームが、金賞と銀賞を受賞した。
 コンテストには、木管、金管、打楽器部門に258チームが参加。八高は木管、金管部門に分かれ、混合の管楽八重奏で出場した。金賞を受賞したのは44チームで、この内15チームが都代表の選考会へ進んだが、八高は惜しくも選出されなかった。
 3年生を中心に編成したチームは、作曲家の相馬孝洋さんが同校のために書き下ろした作品『木菟(みみずく)の両翼では支えきれないあの闇の訪れる前に、薄明に寄せて』を演奏。見事、金賞を受賞した。1、2年生で編成したチームも、相馬さんの編曲によるラフマニノフ作曲『ヴォカリーズ』を演奏し、銀賞を獲得した。
 演奏した2曲とも譜面の完成は12月に入ってからだったが、数週間で仕上げて本番に臨んだという。
 音楽科の鈴木孝助教諭は「金賞チームの曲の難度は大会中ナンバー1だった。今年から審査が絶対評価になり、金賞受賞チームの数が驚くほど少なくなったが、短期間の練習にも関わらず全国大会レベルのパーフェクトな演奏をした。銀賞チームは、4月から始めた初心者もいるが、よく頑張ってくれた。今回の演奏は、20日の文化フェスで披露したい」と語った。
 審査員の一人、NHK交響楽団の奏者は金賞チームに対し「各自のソロがホールの空間いっぱいにファンタジーを広げ、素晴らしい。講評など書いてないで、しっかり聞きたかった」と評した。
 写真は、金賞受賞チーム(荒川ひかり、小野千夏、菊池貞、木村江里、木村幸世、佐藤千恵子、佐藤茉奈、巻田健太朗)、銀賞受賞チーム(石垣湧弥、磯崎汐里、奥山南、奥山弥麗、菊池加菜子、佐々木瑠美、玉置杏朱、鶴見恵里香)のメンバー(写真提供・小野亜紀さん)