
| 團伊玖磨さんの合唱組曲「筑後川」を歌い継ぐイベント、「團伊玖磨記念『筑後川』IN小国」(同実行委主催)が9月23日、熊本県阿蘇の小国町で開かれ、八丈混声合唱団から菊池加代子さん、藤巻千代さん、山下巧さん、伊藤宏さんの4人が参加した。 1968年に作曲された「筑後川」は、源流域の小国が舞台となる第1楽章「みなかみ」から始まり、「ダムにて」「銀の魚」「川の祭り」「河口」の5楽章で構成されている。 演奏会は團さんが亡くなった翌年の02年、小国町から演奏会が始まり、筑後川の流れに沿い、福岡県の吉井町(現うきは市)、城島町(現久留米市)、佐賀県佐賀市、そして昨年は福岡県大川市と、ゆかりの地をリレーして一巡。今年1月には團さんが客死した中国・蘇州でも開かれ、今回が二巡目の再スタートだった。 演奏会には、九州を中心にした約20の合唱団に全国からの参加者を加えた総勢400人が出演。夏の夜のコンサートにも出演したソプラノ歌手・佐藤しのぶさんの夫で、指揮者の現田茂夫さん指揮のもと、ピアノ2台の伴奏にあわせ、木造の美しいドームいっぱいに、大合唱を響かせた。 八丈島から参加した4人は主催者の大歓迎を受けたという。山下巧さんは「多くの名曲が八丈島樫立の仕事場で誕生したという話をするとびっくりして、八丈島の仕事場を訪ねてみたいという人も多かったですね」と話していた。また、菊池加代子さんは「九州は團さんの父親の故郷でもあり、團さんにとってゆかりの地。これからも八丈から参加する人が増えるといいですね」と話していた。 |