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| 八丈太鼓の名手・菊池隆さん(54)が太鼓歴40周年を迎えたのを記念するコンサートが24日、佐渡島の「鼓童」、石川県の「炎太鼓」(写真)、ソロ活動をしている今福優さんら和太鼓奏者6人を迎えて開催される。世界的なプレイヤーが八丈太鼓と共演する画期的なイベントだ。会場は三根小学校体育館で、開演は午後3時30分。いずれも友情出演のため、入場は無料。重量150キロ、口径約3尺(約1メートル)の大太鼓も島へ運び込む。 隆さんの初舞台は中学2年生の時。高校時代には、隆さんの太鼓の演奏が卒業記念アルバムのレコードにもなった。27歳の時、佐渡島の「鬼太鼓座(おんでこざ)」に、創始者の故・田耕(でん・たがやす)さんに誘われ、当時勤めていた町役場を退職し、入座した。同座で1年間生活を共にしたのが、現在「鼓童」で活躍する藤本吉利さん、容子さん夫妻と、日本を代表する和太鼓奏者の林英哲さんだ。林さんは日程の調整がつかずコンサートには間に合わないが、翌25日来島する。「走ること」と「音楽」は人生のドラマとエネルギーの反映、という鬼太鼓座独自の「走楽論」がある。隆さんは鬼太鼓座の一員としてボストンマラソンを走った後、大太鼓を打つ体験をしている。今回の記念コンサートの出演者は、25日に隆さんとチームを組んで八丈島駅伝大会に出場する予定だ。 隆さんと長男・卓さん(25)は、『日本の太鼓』第20回公演(国立劇場)で初めて共演して以来、「八丈太鼓の会(親子太鼓)」として公演活動を行っている。一時期「鼓童」に入団していた卓さんもまた、独自の八丈太鼓を身につけ、フランス・カンヌでの美術展会場など大きな舞台を踏んでいる。 「炎太鼓」も海外公演の経験は豊富。隆さんとの絆は深く、今回は代表の浅野昭利さんも来島する。石川県匹見町で廃校になった小学校を住居兼練習場にしている今福優さんも特異な存在で、「孤高の太鼓打ち」と評されている。和太鼓の世界の第一人者が八丈島で一堂に会して演奏を行うのは、初めてとなる。 【出演者】八丈太鼓の会(菊池隆・菊池卓)/楽鼓会(浅沼宏雄)/八丈島太鼓バンド(代表・高橋英介)/鼓童(=佐渡島、藤本吉利・藤本容子)/炎太鼓(=石川県 浅野太鼓文化研究所、地下朱美・木下千恵子・山田瑞恵)/今福優(=島根県)ー敬称略。 |