07/1/19





 今年から従来のヘルシーフェスタとフリージアまつりを一体化し、「花と緑のフェスタ2007」(1月27日〜4月8日)として春のイベントを再編することになったが、その第1弾「第15回ヘルシーフェスタ アロエ&あしたばin八丈島」(八丈島観光振興実行委員会主催)が27日から2月12日まで開催される。フリージアまつり(3月21日〜4月8日)までのつなぎの期間をどうするか、協賛店舗など島内全体での雰囲気作りをどう進めるかなどの課題もあるが、再編効果がどのように現れるか注目されるところだ。ヘルシーフェスタ開催を前に、アロエベラが肥満や糖尿病の予防に効果があると森永乳業が学会で発表するなど、追い風になるニュースも届いた。春に向けていいスタートが切れるよう期待したい。
 ヘルシーフェスタのメイン会場は中之郷・地熱利用農産物直売所「えこ・あぐりまーと」。来場者にはアロエベラの刺身やかき揚げのほか、アシタバ、青パパイヤ、セロリ、熱帯フルーツなど、注目を集める島の健康食材を使ったヘルシー料理を提供する。このほか展示販売、八丈太鼓の演奏や体験、花遊び体験教室、抽選会、餅つき大会なども予定。時間は午前10時から午後4時まで。
 「花と緑のフェスタ」期間中は、島内各店舗や施設にも協賛を求め、それぞれに独自のサービス提供を行ってもらう。12日までに26の店舗や宿泊施設などが協賛を申し出たが、昨年のフリージアまつりの40店舗には届かなかった。
 ヘルシーフェスタの主役食材の一つがアロエベラ。森永乳業の食品基盤研究所が、アロエベラゲル(葉肉部分)の摂取が人の血糖値改善や体脂肪量の減少作用に効果があると、第41回日本成人病(生活習慣病)学術集会(13、14日)で発表した。同研究所によれば、糖尿病既往例がなく血糖値が高めの日本人男女33人を無作為に高投与量群(アロエベラゲル100グラム/日)、低投与量群(同50グラム/日)、プラセボ(偽薬)群の3群(各11人)に分け、同量、同カロリーの試験食品を12週間、朝と就寝前に摂取してもらい、空腹時血糖値、糖化ヘモグロビン値の変化と、体脂肪量の変化を測定した。その結果、高投与量群で糖化ヘモグロビン値について有意な減少と、空腹時血糖値にも減少傾向が認められた。また、体脂肪率、体脂肪量についても高投与量群では有意の減少が確認された。これらの試験結果から「過食、運動不足、遺伝的素因などによる肥満、糖尿病といった『生活習慣病』の進行を予防、または改善する作用があると示唆された」としている。同社広報では「高投与量群では効果があったものの、実際に毎日どのくらい葉肉を食べればいいかなどは今後の課題。同じアロエでもキダチアロエは毒性もあり、利用方法が全く異なるので、注意してほしい」と説明している。写真上はアロエベラ、下は「えこ・あぐりまーと」で実を結んだ南米が原産地の巨大パッション。