06/11/24



 世界的なアートディレクターの浅葉克己さんが主催する「第21回浅葉杯八丈島全島卓球大会」は18、19の両日、大賀郷小体育館で開催され、キングコングチームをはじめとする島外の選手15人を含む総勢65人が、卓球を通して楽しく交流した。
 同大会のルーツは、1986年に弁護士・木村晋介さんの企画で実現した「どか酔いセミナー」。大手企業がスポンサーとなり、椎名誠さん、マルセ太郎さん、和田誠さん、内藤陳さん、風間深志さん、中村征夫さん、野田知佑さんら多彩な著名人がアウトドア・スポーツ体験や文学のティーチインなどを繰り広げるというユニークなイベントだった。この中で浅葉さんの卓球大会だけが継続され、20年間、島に卓球の熱い風を送り続けた。小学生のとき全国大会に出場するなどして力をつけた子どもたちは中学生になり、卓球の部活に専念している。いまでは島内の大半の大人たちに負けないほどの実力だ。年に一度の浅葉杯卓球大会には、プロとして、また実業団の一員として活躍する人も参加する。男子シングルス決勝で対戦した杉木浩行さんと田代嘉宏さんは全国レベルの大会のチャンピオンになった人たちで、四元静香さん(プロの四元奈生美さんの姉)も実業団のOGだ。こうした一流の選手と対戦することで目標が生まれ、さらに力がついていく。そんな子どもたちの姿を見て何より喜んでいるのが浅葉さんだ。写真上は大会風景。写真下は、四国と八丈島が同じ大きさで描かれている有田焼の「染付世界地図大皿」の写真を額装したもので、シニアの優勝者に贈られた。