06/7/7
 日本初の公道を使ったオートバイレース実現の可能性を探ろうと2、3の両日、東京都と(財)日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)の関係者らが八丈島、三宅島を視察した。オートバイレース開催は石原都知事が島しょの観光振興策として提唱しているもので、5月末には浅沼町長と平野祐康三宅村長らが、都知事と共にオートバイレースのメッカ、英領・マン島を視察している。知事がレース実現を強く希望していることから、都では今回の調査結果をもとに、今年9月頃には具体的な方向性を示し、来年中には両島いずれかで本格的な公道オートバイレース開催の布石となるプレイベントを実施する意向だ。
 視察には都の高橋功総務局長をはじめ、知事本局や建設局の幹部、警視庁の担当者らと、マン島視察にも同行したMFJの鈴木正利会長、元レーシングドライバーで、現在「チーム国光」監督の高橋国光理事(写真下)ら20人余りが参加した。高橋国光氏ら4人がコースを試走し、別班は事故発生時の対応の中心になる町立八丈病院を視察、地元行政関係者と意見交換も行った。
 高橋国光氏は、「スモール・マン島と言えるマウンテンコースで、モータースポーツ関係者の一人として、ここで公道レースが実現できればと思うとワクワクして鳥肌が立った。コースや競技方法には選択肢があり、基本的に場所とマシンがあればレースは可能だ。マン島のレースは来年100年目を迎えるが、今では90%が日本メーカーのマシンだ。日本国内では1962年に鈴鹿サーキットができてから、モータースポーツが発展してきたが、いまだに公道のレースはない。地元住民の理解と協力により実現できれば、国内外にアピールできる大きなイベントになると期待する」と語った。