05/12/2
 現在、八丈島では7種の光るキノコが確認されるなど、「発光生物」の観察地としては世界でも有数の地となった。この夏には中之郷のビロウ畑で青白く光る幼虫が発見され、九州沖縄農業センターの上杉謙太氏が羽化幼虫を用いた同定調査の結果、ニッポンヒラタキノコバエであることを確認した。同種については発光に関する記録が古くからあるが、報告例は稀で、これまで光も非常に微弱であると考えられていた。今回この幼虫を発見したのはNPO八丈島観光レクリエーション研究会の秋田勝司さんと沖山愛さん。8月22日に同研究会が管理している光るキノコの観察林で発見した。個体群は数も多く、また満月の晩でもハッキリと認識できるほど強く発光していたという。幼虫は体長約2センチ、幅約1.5ミリ前後。体色はほぼ透明で、体側に黒斑を持つ。多孔菌(キノコの仲間)の表面に粘液の膜でできた巣を張り、粘液に付着した菌の胞子を餌とする。発光は幼虫の体全体に見られ、頭部と尾部で特に強い。広義のハエの仲間だが、病原菌の媒介や農作物へ害を及ぼす可能性はないという。

 第3回八丈島夢伝大会が27日、さわやかな秋空が広がった南原海岸で行われた。毎年参加している「ゆきわりそう」のメンバーなど、島外からの参加者37人をはじめ、ちょんこめ、老人ホーム、フェニックスの関係者ら217人が出場。南原をスタートし、海岸沿いの歩道を通ってヤケンヶ浜で折り返す3.4キロのコースを楽しんだ。開会式では大会長の増田明美さんが黄八丈姿で登場=写真上。参加者との1年ぶりの再開を喜んだ。コースとなった海岸沿いの歩道には満開のイソギクの香りが漂い、またコース途中の大潟浦では八丈太鼓の応援もあり、参加者はマイペースでゴールを目指した。